6月 11日

ボクシング4団体制覇世界王者 高山勝成選手、復帰戦を勝利で飾る

2023年06月11日 京都KBSホールにて、元ボクシングミニマム級主要4団体世界王者 高山勝成選手(堺フェニックスロータリークラブ所属、寝屋川石田ボクシングジム所属)がライトフライ級8回戦に再復帰戦が行われました。

高山選手自身は、平成14年に30歳で愛知県の菊華高へ入学し、一昨年春に名古屋産大を卒業し昨年、教育実習を終えて今春に教員免許を取得されました。

しかし高山選手は、40歳になってそれを果たしたことで今度はボクシングでの心残りを解消したいとの事で今回の復帰戦が実現しました。

試合内容は、2年ぶりに復帰戦に臨んだ高山選手は、試合直前に右ヒジを痛め、練習もままならぬ状況で、第6ラウンドに、立て続けに相手右ストレートを浴び、腰からロープへ落ちてダウンを喫したが、その後冷静に試合を運び、ついには相手フィリピンライトフライ級3位ジョエル・リノ(28)に3―0の判定で勝利した。

(スポーツネットニュース1部抜粋)

高山選手は、「14歳からボクシングを始めてボクシングが大好きで、4団体のチャンピオンベルトを獲得できたが、まだ満たされていません」と試合後、リング上から40歳での異例の復帰をアピールした。

「また、試合の出来があまりに悪ければ引退しないといけないと思った。合格点は難しいが、復帰戦でこの内容なら。教育現場ではダメですが“やられたらやりかえす”ことができた」と本格復帰を期すリングへ視線を送った。

ライトフライ級との2階級制覇を当面の目標に掲げる。

石田陣営では、9月に復帰2戦目、年末に世界ランカーとの対戦との目標を掲げています。

今回の復帰戦に堺フェニックスロータリークラブパストガバナーの米田眞理子後援会長も、駆けつけ盛大な応援をリングサイドから送っていました。

堺フェニックスロータリークラブの会員皆様も、リングに行けなかったものの、たくさんの応援メッセージが届いています。

堺フェニックスロータリークラブは、この素晴らしい反骨精神満々の高山勝成選手をこれからも応援し、今後の期待を膨らませていきたいと思います。


立ち上がりから高山のジャブは効果的だった。高山は終盤も動きが落ちなかった。

リングサイドでの右から米田眞理子後援会長(PDG)
世界的書家の吉川壽一先生、山田真樹先生、飯岡典子様