本賞は、職業奉仕の推進に多大な影響を与えたロータリアン個人を表彰することを目的としています。受賞は一人につき1度限りとします。RIから個人に与えられる賞です。受賞基準として候補者は、受賞基準をすべて満たし、職業奉仕において重要な貢献を果たしている必要があります。そして自らの職業とロータリーにおいて、高潔性と高い倫理基準の模範となっており、職業上の能力を生かして地域に奉仕していることが重要です。
地域のニーズに知りそれに合わせたさまざまな活動を実施しています。彼は医師です。そして彼は多くの講演会、研究会でロータリーの話をします。また昨年のロータリー創立記念日にはライラ研修セミナーで医療提携をして頂いた耳原総合病院にて地域医療について記念講演を開催したり、ラジオに出演し在宅医療推進や認知症予防の啓発、その中で国際奉仕活動、ポリオ撲滅活動について啓蒙も行っていました。地区大会、新世代奉仕プロジェクト等において近隣の緊急時の医療体制の確保、また自らが地区ロータリーボランティアとして登録し救護活動を行っています。初芝立命館中学高等学校の学生に夏休みを利用した長期の職場体験学習を実施した。近隣の中学高校生にも同様に職業倫理についての話をしています。地域の医療と介護のレベルを上げ均一化するために医師、看護師、薬剤師、介護福祉士、精神保健福祉士、ケアマネジャー等とのネットワーク作り、その情報交換の場所の提供、またチーム在宅医療の発展のために研修会を行っています。大学、高校を卒業した新世代にメンターとしてアドバイスを行っています。地域のスポーツ競技の大会での救護医、事業所での出前卓話なども実施しています。その他、地域の機関誌に医学の豆知識を掲載したり、堺市の広報にも掲載しています。彼は地域医療の現場に先頭に立って進んでいます。
中井昭宏会員は講演会で必ず自分がロータリアンであることを話、そしてポリオ撲滅と東日本大震災復興支援について語ります。なぜか、ロータリーの夢を形あるものにするために、日々活動するのだといいます。
副幹事 松田香純
国際ロータリー第2640地区
ガバナー 北中登一 様
この度、中井先生におかれましては『RI職業奉仕リーダーシップ賞』を授与されました。心よりお祝い申し上げます。おめでとうございます。
みなさん、中井先生の日頃のご活躍をみておりますと、なかなか我々ができないような活躍をされております。簡単にみなさん、ロータリーというものは行動することが基本にあるわけでありますが、なかなか「いうは易し、行いは難し」ということの中で、中井先生はあまり仰らないけど、毎日の生活においてロータリー活動をされている。この姿に私は本当に感激するわけであります。それと我々はロータリアンが一生懸命活躍しておりますと、なかなかお褒めをするわけにはいかない。
しかし我々は中井先生のお姿をみて随喜といいますが、その先生の活躍ぶりをわれわれも頂かなければいけない分けでありますが、なかなかつい羨ましく思ってしまう。そして自分はどうかといいますと、なかなかできない。私も中井先生の行動をつぶさにみながら、私達も明日からの活動に、それに際して参考にしていただくのがとても肝要だと思います。これからもご活躍頂き、そして先生がみなさまのいい手本になられますように。
本当におめでとうございました。