移動例会のおかげで、たぶんこの一生に一回しか見られない1717年製の何億のヴァオリンを見えて、その響きが今でも耳に残っています。コンサートを終えた後、すばらしい演習に感動する以上、演奏者アリーナ・ポゴストキーナの30歳の若さにびっくりしました。インターネットで彼女のプロフィールを調べると、4歳からヴァオリンを習い始め、1994年11歳の若さでルートヴィヒ・シュポア国際ヴァイオリン・コンクールの第1位に輝いていまして、まさか天才的なヴァオリン演奏者です。しかし、天分に恵まれても、努力しない成功にはたどり着かないと思います。私たち見てたのはアリーナ・ポゴストキーナさんのすばらしい演繹でしたが、彼女はどれだけ練習して、どのぐらいの挫折をしてきたのは知りませんでした。彼女を見てこの間同じ大学出身のトランポリン競技日本一十連覇の廣田遥を思い出しました。廣田遥の公演の時、こういう話がありました。廣田さんはトランポリンをやり始めた時点は一般の人より遅く14歳の時でした。あの時部活で同じ年の友達は彼女のレベルを大幅に上回り、彼女は部活の指導教員と相談してた時に、教員から「自分は本当に好きなことをすれば、人より十倍以上の努力を重ね、きっといつか人十倍以上の成果を出せる」と励んでくれました。その日から廣田さんが本当に人より十倍、ニ十倍の努力を重ね、こつこつと頑張っていて、気を付けば日本代表としてオリンピックの舞台に立ち、十年連続で日本一の位置を確保することまで成功しました。アリーナ・ポゴストキーナと廣田遥の共通点は若い時から自分の好きなことを見つけて努力を重ね、心の底に潜んでいるポテンシャルを引き出せ、自分の生き甲斐を生かすことができました。こういうふうに考えれば、ロータリアンの皆様もそうではないでしょうか。すばらしい事業を操った上に、ロータリーという組織に入り、自分の生き甲斐を社会の奉仕につながり、自分自身の幸せよりも社会にどういうふうに貢献できるのかを中心に仕事をすすんでいるのではないでしょうか。社会に有意義の活動を行えば、社会からも認めえられ自身の事業にも反映するということ好循環になっていきます。ロータリー米山記念奨学生になりまして、さまざまの分野で優秀なロータリアン達と出会え、皆様は仕事や性格などがそれぞれでありながら、奉仕の心を持ち集まってきた優秀な仲間とでポリオへの支援から世界の平和まで社会への貢献を重ねてきて、この五ヶ月の間、ロータリーのすばらしさをしみじみと感じていました。いつか私も自分の夢を叶え、日中の関係や社会の平和につながる奉仕をできるように頑張りたいと思います。
コンサートは一時間しかない短い時間ですが、心の中に今でも響くのは夢のためへの努力でした。天才ではない私はこれからも相変わらずこつこつと努力を重なり、いつか皆様と同じく社会への奉仕を生き甲斐として活動できることを目指して頑張ります。
2013-2014年度 米山奨学生 周 雯